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ソリューションコラム

フリーアドレスデスクの特徴や選び方のコツ!
おすすめのデスクについて解説

フリーアドレスデスクとは、フリーアドレスの運用に特化したオフィス作業用のデスクです。フリーアドレスデスクは種類が豊富で、さまざまな特徴や機能性などがあります。

フリーアドレスを継続して運用するためには、快適に作業できるフリーアドレスデスクの導入が必要不可欠です。そこで当コラムでは、フリーアドレスデスクの特徴や役割について解説したうえで、選び方やおすすめの種類についてご紹介します。

フリーアドレスデスクの特徴とは?

フリーアドレスデスクは一般的なオフィスデスクにある収納機能がなく、複数人で着席できるのが特徴です。基本的に天板・脚のみで構成されたデスクで、メーカーや種類によって天板の大きさや脚の高さ、座席数、機能などが異なります。

例えば5〜6名で着席できる大きさのデスクや、電源やLANケーブルなどの配線機能が備わったデスクなどがあります。業務の目的や人数に応じて、オフィスに適したデスクを選択することが大切です。フリーアドレスデスクの選び方については、後ほど詳しく解説します。

フリーアドレスデスクの役割

フリーアドレスデスクの特徴を押さえたうえで、役割についても把握しましょう。役割を把握することで、導入時の効果を具体的にイメージできます。


コミュニケーションの円滑化


フリーアドレスデスクを導入することで、社内コミュニケーションの円滑化が期待できます。毎回異なる席で業務をすることにより、従業員同士の交流が増えるからです。

その結果、他部署間の意見交換などをスムーズに行うことができ、新たなビジネスの創造にも繋がります。円滑に相談・報告が行えることで、働きやすい職場を実現できるでしょう。

社内美化の推進


フリーアドレスデスクで業務をすることにより、オフィスを綺麗に保つことができます。フリーアドレスデスクには収納機能が備わっていないため荷物を片付ける習慣が身につき、必然的にデスク周りの整理整頓ができるからです。

そして、オフィスを綺麗に保つことで、快適に業務に取り組むことができます。また機密情報が入ったパソコンや書類をデスクに置いたままにしなくなるため、 オフィスのセキュリティ対策にも繋がるでしょう。


経費削減


フリーアドレスデスクの導入によって、企業の経費削減に繋がります。従業員の人数分のデスクを手配する必要がないため、デスクの購入やリース費用を抑えることができるからです。

デスクを設置するスペースを減らすことで、オフィス賃料の軽減にも繋がります。効率よくオフィスを活用することができるでしょう。

フリーアドレスデスクの3つの選び方

フリーアドレスデスクの選び方について3つご紹介します。デスクの種類や機能性を把握したうえで、オフィスに最適なフリーアドレスデスクを検討してください。


着席数


フリーアドレスデスクを使用する従業員の人数を計算したうえで、必要な着席数を算出しましょう。フリーアドレスデスクは種類や大きさによって、着席数が異なります。必要な着席数を把握したうえで、購入するデスクの台数を確認してください。

また1人あたりのデスクの広さは、1〜1.2m程度が必要であると言われています。無理に着席数を増やすことで窮屈さを感じてしまい、生産性が落ちる恐れがあるため、十分な距離を確保できるデスクを選びましょう。


拡張・連結機能


拡張・連結機能とは、天板の広さを拡張したり、デスク同士を結合したりする機能のことです。着席する人員を増やしたい場合、フリーアドレスデスクを追加購入することなく着席数を増やすことができます。

着席数を増やす方法は天板を変形させたり、各種パーツを組み合わせるなどメーカーや種類によってさまざまです。従業員を増員する予定がある場合は、拡張・連結機能があるデスクを選びましょう。


配線システム


電源やLANケーブルの配線・収納ができるシステムが備わっているか確認しましょう。フリーアドレスデスクに配線機能が備わっていることで、毎回異なる席でもスムーズに電源を確保することができます。

天板に配線カバーが備わっているタイプや、天板に配線用の穴が空いているタイプなどがあります。デスクを設置する場所や配線のしやすさを調査したうえで、オフィスに適した配線機能を選択してください。

フリーアドレスに最適なデスクを導入するコツ

フリーアドレスデスクを導入するポイントについて2つご紹介します。それぞれのポイントを押さえて、快適に業務ができるオフィス空間を作りましょう。

目的を定める


フリーアドレスデスクを導入する際、目的を明確にしましょう。デスクの種類によって特徴や大きさ・機能などが異なるからです。例えばコミュニケーションの円滑化を図るのであれば、両面タイプのデスクを選ぶのがおすすめです。

また、今後従業員が増える予定であれば、拡張や連結できるデスクが適しているでしょう。オフィス環境を改善するための目的を検討した上で、目的に適したフリーアドレスデスクを選択してください。


レイアウトを設計する


フリーアドレスデスクの導入が決まったら、デスクを選ぶ前にオフィスのレイアウトを設計しましょう。レイアウトが定まっていないままデスクを決めてしまうと、オフィスのスペースとデスクのサイズが合わず、設置できない恐れがあるからです。

現在設置しているデスクの大きさ目安に、オフィスのレイアウトを検討しましょう。その後、デスクの大きさを調査したうえで、どのデスクを導入するのか確定してください。またレイアウトと合わせて、配線場所も考慮することが大切です。

【目的別】おすすめのフリーアドレスデスクの種類

おすすめしたいフリーアドレスデスクの種類について、目的別にご紹介します。フリーアドレスの運用を継続するために、目的に合ったフリーアドレスデスクを選びましょう。


円滑に意見交換ができるフリーアドレスデスク



両面タイプ


両面タイプは、通常のオフィスデスクのように従業員同士が対面になった状態で着席するフリーアドレスデスクです。両隣や対面に座った従業員と交流しやすくなり、社内のコミュニケーション円滑化を期待できます。

通常の業務用デスクとしての使用や、会議室のデスクとしても適しています。また両面タイプは拡張・連結や配線など、機能が充実したデスクが豊富です。それぞれの用途にあったデスクを選びましょう。

円型タイプ


円型タイプは、円の形に沿って従業員が着席するフリーアドレスデスクです。円形になっているため着席している従業員を見渡すことができ、効率よくコミュニケーションを図ることができます。

ディスカッションやミーティングなど、意見交換が多い場面で適しています。着席数が多い場合は広いスペースが必要になるため、導入前にオフィスのレイアウトをしっかりと決めておきましょう。


作業に没頭できるフリーアドレスデスク



片面タイプ


片面タイプは、壁側に沿ってデスクを設置するフリーアドレスデスクです。着席すると正面が壁になっているため、従業員と視線を合わすことなく、業務に集中して取り掛かることができます。

顧客へ電話する機会が多い場合や、オンラインミーティングが多い場合に適しています。使用するスペースや目的を検討したうえで導入してください。

簡単にレイアウト変更できるフリーアドレスデスク



キャスタータイプ


キャスタータイプは、脚部分がキャスターになっているフリーアドレスデスクです。キャスターが付いているので楽に移動することができ、簡単にレイアウト変更ができます。

会議室の着席人数を変更させたい場合や、グループワークで話し合いをする機会が多い職場に適しています。ただしキャスタータイプは配線機能が備わっていない場合があるため、機能性に配慮したうえで導入を検討してください。

おしゃれなレイアウトが叶うフリーアドレスデスク



ブーメランタイプ


ブーメランタイプは、デスクの形状がブーメランになっているフリーアドレスデスクです。通常のデスクとは異なるレイアウトを設計できるため、オフィスをおしゃれに演出できます。

またデスク同士を連結しても正面に向かない設計になっているため、集中作業にも適しています。ただし着席数によっては、通常よりも広いスペースが必要となる場合があるため、導入前にレイアウトをしっかりと確認しましょう。

気分転換に最適なフリーアドレスデスク



スタンディングタイプ


スタンディングタイプは、立ったまま作業ができるフリーアドレスデスクです。肩や腰に負担をかけずに、集中して作業をすることができます。

短時間のミーティングや、気分転換しながら作業したい時に適しているデスクです。脚の高さや天板の大きさはメーカーによって異なるため、事前にサイズを調査しましょう。

昇降タイプ


昇降タイプは、天板の高さを自動で調節できるフリーアドレスデスクです。座ったままの作業はもちろん、立ったまま作業したい場合に付属のリモコンなどで高さを調節することができます。

立ち作業・座り作業の両方を取り入れたい方に適しているデスクです。ただし天板の高さを調節するには電源が必要なため、あらかじめコンセント位置を確認しておきましょう。

まとめ

フリーアドレスを運用する際は、快適に作業できるフリーアドレスデスクを導入しましょう。フリーアドレスデスクを取り入れることで、社内コミュニケーションが円滑になり、社内美化やオフィススペースを有効活用できます。

また、フリーアドレスデスクを導入する際は導入目的を定めたうえで、レイアウトを検討し、デスクの種類を決めましょう。そしてサイズや機能性などを考慮したうえで、それぞれの目的に適したフリーアドレスデスクを導入してください。


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