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ソリューションコラム

リモートワークに適した椅子とは?疲れない椅子の選び方を解説

リモートワークの椅子選び

コロナ禍を経て、社員の利便性やコスト面を考え現在もリモートワークを導入している企業は数多くあります。リモートワークは社員が自宅で業務に当たるからこそ、快適な環境作りが欠かせません。

この記事では、リモートワークに専用の椅子が必要な理由や、疲れない椅子の選び方を解説します。長時間座っても疲れにくい椅子を見つけ、社員の業務効率アップを目指しましょう。

リモートワークに専用の椅子が必要な理由

リモートワークは主に自宅でおこなうもののため、企業がわざわざ椅子を用意する必要がないのではと思う人もいるかもしれません。しかし、リモートワークは長時間同じ姿勢で作業するため、自宅にある椅子をそのまま利用しては疲れてしまい業務効率が落ちてしまう可能性があります。

しかし、リモートワーク用の椅子を用意すれば座り心地も良く仕事が捗ることが期待できるのです。ただ、自身で椅子を購入するよう伝えては社員の負担になるでしょう。そのため、企業側で椅子を用意すると社員に負担をかけず、業務効率の悪化を防げます。

リモートワークに使用される椅子の種類

リモートワークに使用される椅子の種類は3つあり、それぞれ特徴が異なります。社員の作業が快適になるような椅子を選ぶためには、椅子ごとの特徴を理解しておきましょう。
ここでは、リモートワークに使用される椅子の種類を解説します。

リモートワークで使う椅子の種類:①ダイニングチェア


食事や作業用にダイニングテーブルを置いてある家だと、一緒にダイニングチェアを用意している家庭が一般的です。リモートワーク用の椅子としてダイニングチェアを利用するのは、費用がかからないものの疲れにくいとは言えずおすすめできません。

ダイニングチェアは座面のクッション性が低いため、長時間座るとお尻や腰に負担がかかる可能性があります。30分程度の作業時間であれば問題ないものの、8時間ずっと座るような職業には向いていないでしょう。


リモートワークで使う椅子の種類:②オフィスチェア


リモートワークの椅子として良く使われるのは、オフィスチェアです。企業がオフィスを設置している場合にも利用され、馴染みのある人も多いでしょう。オフィスチェアはキャスターがついており、頻繁に席を立つ場面があっても使いやすくなっています。

座面と背もたれが一体化しており、リモートワーク中にも正しい姿勢で座れるよう配慮されているのが特徴です。座る時間はダイニングチェアと比べて長めになっても疲れにくいため、快適に仕事ができるでしょう。


リモートワークで使う椅子の種類:③ゲーミングチェア


座る時間が長時間になる職業の場合は、リモートワーク用の椅子でもゲーミングチェアがおすすめです。ゲーミングチェアはほかの椅子と違い、もともと長時間座ることを想定して作られています。

ほかの椅子とは異なり、アームレストの高さ変更や腰当てでの腰痛予防など、長時間座るためにさまざまな対策が用意されているのが特徴です。リクライニングすればフルフラットになるゲーミングチェアも多いため、リモートワーク中に休憩もとれます。

リモートワークに適した椅子の選び方

リモートワークに適しているからとオフィスチェアやゲーミングチェアを選ぶと決めても、椅子によってデザインや座面の素材が異なるため、選び方を理解しておく必要があります。
社員にとって快適なリモートワークができるよう、必要な知識を身に付けておきましょう。

リモートワークに適した椅子の選び方:①背もたれの高さ


オフィスチェアには、背もたれの低いローバッグタイプから頭まで支えるエクストラハイバッグがあります。背もたれの高さは、支えられる範囲によって作業の快適さが異なります。

安価に購入できるのはローバッグタイプですが、背中全体を支えられる高さの方が社員は快適に作業できます。一方で、背もたれの高さが高くなれば椅子自体も大きくなるため、空間を圧迫する可能性もあるでしょう。

社員の希望も踏まえて購入すると、失敗する可能性を減らせます。


リモートワークに適した椅子の選び方:②座面の高さ


オフィスチェアやゲーミングチェアでは、座面の高さをレバーで調節できるものが多くなっています。人によって作業している机の高さは異なるため、机に合わせて椅子の高さを変更できるタイプがおすすめです。

中には調節用レバーがついていない椅子もあるため、購入する前に確認しておきましょう。


リモートワークに適した椅子の選び方:③座面の素材


社員が座る座面の素材は、ウレタン素材やメッシュなどさまざまです。ウレタン素材だとクッション性が高いため、リモートワークで長く座っても疲れにくい傾向があります。一方で、メッシュ素材は通気性が高い点が魅力です。

ウレタン素材やメッシュ素材、どちらも長期間の使用で座面がへたってしまったり、メッシュの隙間にゴミが入ってしまったりとデメリットもあるため注意しましょう。


リモートワークに適した椅子の選び方:④デザイン


リモートワーク時の椅子は社員の自宅に置く以上、デザイン性も重視しましょう。たとえば、社員の自宅の大きさを考えずに大きな椅子を支給してしまうと、空間に対して椅子が大きく邪魔になってしまう可能性があります。

また、社員の自宅に支給する以上、奇抜なカラーではなく黒を貴重としたシンプルなデザインがおすすめです。どのような自宅にも合うため、社員からの不満は出づらくなるでしょう。

【機能面】リモートワークに適した椅子の選び方

リモートワークの椅子を選ぶときは、リクライニング機能やアームレストの位置調整など、機能面にも着目しましょう。すべてを兼ね備えておく必要はないものの、機能があれば社員が使用するときに快適になります。

ここからは、リモートワークに適した椅子の選び方を機能面に注目して解説するため、ぜひ参考にしてください。

【機能面】リモートワークに適した椅子の選び方:①リクライニング機能


リモートワーク用の椅子にリクライニング機能がついていると、長時間社員が作業したあと、リクライニングを利用して休憩できます。ベッドに移動せず休憩ができるため、適宜休みたいときに便利です。

また、正しい姿勢での作業が一番ですが、ずっと同じ姿勢では疲れてしまう場合もあるでしょう。その場合にも、リクライニング機能がついていれば後ろにもたれかかって仕事ができます。ゲーミングチェアの中にはフルフラットにできるタイプもあるため、社員の希望に合わせて購入しましょう。

【機能面】リモートワークに適した椅子の選び方:②ロッキング機能


ロッキング機能とは、座っているときに体を動かすと、椅子の背もたれが動きに合わせて揺れる機能です。リモートワークで長時間座っていると筋肉が硬直しやすいため、動くことで緊張をほぐせます。

また、休憩していると作業中とは姿勢を変えたい場合もあるでしょう。その場合でも、リクライニングより控えめに動かせるため小休憩に最適です。


【機能面】リモートワークに適した椅子の選び方:③座面奥行調整


リモートワーク用の椅子を選ぶときは、体格に合わせて座面の奥行きを調整できる機能がついているかもチェックしましょう。社員は男性から女性、体格もさまざまなため、ひとつの椅子ですべての人に合った椅子を選ぶのは難しくなります。

しかし、座面の奥行きが調整できる椅子であれば、多くの人が自分の体型に合わせて利用できるため、長時間座っても不調を起こす心配を減らせるのです。


【機能面】リモートワークに適した椅子の選び方:④アームレストの位置調整


座面の奥行きと同じように、アームレストの位置も調節できる椅子だと、リモートワーク中も快適に仕事できます。アームレストは肩にかかる負担を軽減し、体圧を適切に分散する効果を狙えるのです。

しかし、体格によってアームレストの適した位置は変わるため、可能であれば社員に合わせた位置に調整できるタイプを選びましょう。

まとめ

リモートワークはとかく働きすぎると言われております。そこで、社員が快適に仕事をこなし生産性を上げるためにも椅子の選定は大変重要です。座面の素材、背もたれの高さ、機能面などそれぞれの特徴を理解して選びましょう。

ここではリモートワークの椅子を探すという事から列記しましたが、これはオフィスチェアの選定においても同様で参考にしていただければ幸いです。


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