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お知らせ

2026年6月 若手社員向け 国内ワーケーション型研修実施について

イベント

2026.07.01

当社がオフィシャルパートナーシップを締結している北海道東川町にて、石渡電気株式会社との合同による、若手社員向け国内ワーケーション型研修を実施いたしました。
今回の研修では、東川町のまちづくりや地域課題への理解を深めるとともに、公共施設や地場産業の現場を見学しました。また、東川町職員の皆様とのワークショップを通じて、企業と地域が連携して新たな価値を生み出す「地域共創」について考える機会となりました。

<目的>
・当社がオフィシャルパートナーシップを締結している「北海道東川町」への理解浸透
・地方自治体の取り組みや地域課題について学び、自治体職員との意見交換を行う
・地場企業や公共施設の視察など、非日常的な体験を通じた視野の拡大
・パートナー企業との合同開催による、若手社員同士の交流促進

<実施場所>
・場所:北海道上川郡東川町
・宿泊:キトウシの森ケビン

<実施日>
2026年6月24日(水) ~ 6月26日(金)

<参加者>
対象:入社3~5年目
東洋通信工業株式会社:8名
石渡電気株式会社:5名
全体:13名

<研修内容>

DAY1-①:東川町の概要および取り組みについてご紹介

東川町役場
研修初日は、市川副町長よりご挨拶をいただいた後、東川町職員の方から、町の概要やさまざまな取り組みについてご説明いただきました。

特に印象的だったのは、地域の特色を発信するだけでなく、町の文化やブランドとして長期的に育てている点です。
行政だけでなく、地域住民や企業、移住者など、さまざまな立場の方が町づくりに関わり、それぞれの強みを生かしながら町の魅力を高めていることを学びました。

  • 集合写真

DAY1-②:せんとぴゅあⅠ・Ⅱ見学

せんとぴゅあ(旧 東川小学校)
旧東川小学校を活用して整備された複合交流施設「せんとぴゅあⅠ・Ⅱ」を見学しました。
町民や学生、外国人留学生など、年代や国籍を問わず、多様な人が自然に集い、交流できる施設となっていました。
また、東川町で生まれた子どもに名前入りの木製椅子を贈る「君の椅子」プロジェクトや、町内で製造された家具なども展示されています。
家具を単なる産業としてではなく、子どもの成長や地域とのつながりを育む文化として根付かせている点が印象的でした。

  • 「君の椅子」プロジェクト

DAY2-①:東川町の公共施設を見学
研修2日目は、東川小学校、共生プラザそらいろ、東川町文化ギャラリー、KAGUの家など、町内の公共施設を見学しました

東川小学校
東川小学校は、仕切りの少ないオープン教室や、約270メートルに及ぶ廊下を備えた、開放感のある平屋建ての小学校です。
広大な敷地には、サッカー場や野球場のほか、体験水田、農園、果樹園などが整備されており、子どもたちが自然や地域産業に触れながら学べる環境となっています。
校内には彫刻作品が設置され、町内で製造された机や椅子が使用されるなど、教育の場にも東川町の自然・芸術・家具文化が取り入れられていました。

  • 東川小学校

共生プラザそらいろ
共生プラザそらいろは、子育て支援や健康づくり、多世代交流などの機能を備えた複合施設です。
子ども向けの大型遊具や交流スペース、キッチン、健康づくりルームなどが設けられ、子どもから高齢者まで、幅広い世代が利用しています。
施設内には北海道産の木材が活用され、東川町の自然や水、米、星空をイメージした配色や照明が採用されるなど、空間全体から東川町らしさを感じることができました。

  • 共生プラザそらいろ

東川町文化ギャラリー
「写真の町」を象徴する文化拠点である東川町文化ギャラリーでは、写真甲子園や東川町国際写真フェスティバルをはじめとした、写真文化に関する取り組みについて学びました。
東川町では、写真を観光資源として活用するだけでなく、自然・文化・人をつなぐ町の文化として、40年以上にわたり育てています。
取り組みを始めた当初からすぐに現在の形が完成したのではなく、継続的な活動を通じて町民の理解や協力を得ながら、地域全体で支える文化へと発展してきたことが印象に残りました。

KAGUの家
KAGUの家は、隈研吾建築都市設計事務所が設計した木造のサテライトオフィスです。
北海道産の木材や東川町の家具を活用し、家具と建築が一体となった特徴的な空間がつくられています。
働く場所としての機能だけでなく、町内外の企業や地域との交流を促進する拠点として整備されており、地域資源を生かした新しい働き方の可能性を感じました。

DAY2-②:企業と地域の共創ラボ

リビングラボ
午後は、東川町職員の皆様、石渡電気株式会社、当社の参加者によるワークショップを実施しました。
はじめに、参加者それぞれが感じた「東川町らしさ」を言葉にして共有しました。その後、「どうしたらもっと○○な東川町になるだろう」をテーマに、グループごとに意見交換を行いました。
各グループでは、若者が集まる町づくり、適疎な環境の維持、美しい景観の保全、町内の教育環境など、さまざまなテーマについて検討しました。
情報発信の強化や通信環境の整備、地域交通の活用、町民参加型イベントなど、企業や参加者それぞれの視点・強みを生かしたアイデアを出し合い、最後にグループごとの提案を発表しました。
実際に東川町で働き、暮らしている方々の声を伺うことで、資料やインターネットだけでは分からない町の魅力や課題に触れることができました。
また、東川町職員の皆様が町に強い愛着を持ち、立場や経歴を越えて協力しながら新しいことに挑戦している姿も印象的でした。

  • リビングラボの様子
  • リビングラボの様子2

DAY3-①:地域資源を生かした産業・ものづくりを見学

ひがしかわライスターミナル
ひがしかわライスターミナルは、東川米の乾燥・調製・貯蔵・精米などを一貫して行う施設です。
作業を施設に集約することで、生産者の負担軽減や作業の効率化を実現するとともに、新しい精米技術を活用し、品質の維持や海外輸出にも取り組んでいます。
地域の強みである東川米をさらに磨き、新たな価値や需要を生み出そうとする姿勢を学びました。

  • ひがしかわライスターミナル外観
  • 見学の様子

北の住まい設計社
旧小学校を活用した家具工房「北の住まい設計社」では、北海道産の無垢材や天然素材を使った家具づくりの現場を見学しました。
一人の職人が一つの家具の製造工程を責任を持って担当し、修理やメンテナンスを行いながら長く使い続けられる製品をつくっています。
品質に対する責任や、ものづくりへの誇りを持って仕事に取り組む姿勢が印象に残りました。

  • 北の住まい設計社
  • 北の住まい設計社

クラフトビール工場見学(Natures Brewing)
東川町の豊かな水や米などを生かした、クラフトビール、日本酒、クラフトジンなどの製造施設を見学しました。
地域資源を活用した商品づくりだけでなく、公設民営という形で行政と民間企業が連携し、新たな産業や地域ブランドを生み出していることを学びました。
また、周辺環境への配慮や、人が集い交流できる場づくりなど、地域との共生を意識した施設設計も印象的でした。

  • Natures Brewing外観
  • Natures Brewing内観

DAY3-②:Craftpia見学・木工ワークショップ

Craftpia
家具・木工産業の魅力を発信する施設「Craftpia」では、家具職人の作業現場を見学した後、木工ワークショップを体験しました。
ワークショップでは、木材とNFCタグを組み合わせたオリジナルのアクセサリーを制作しました。
スマートフォンをかざすことで、設定したWebサイトや情報にアクセスできる仕組みとなっており、東川町の木工技術とデジタル技術を組み合わせた、新たなものづくりの可能性を感じることができました。
また、町内の家具メーカー同士が、競合という関係だけではなく、大きな案件に対して協力しながら対応することがあると伺い、地域全体で産業を支える姿勢についても学びました。

  • 木工ワークショップの様子

<研修を終えて>

今回の研修を通じて、東川町の魅力は、豊かな自然や水、米、家具、写真といった地域資源だけでなく、それらを長年にわたり磨き続けてきた「人」と「文化」によって生み出されていることを実感しました。
行政、企業、地域住民、移住者など、多様な立場の方が町への愛着を持ち、互いの強みを生かしながら町づくりに取り組んでいます。
また、新しい取り組みに挑戦する人を応援し、地域全体で支えていく姿勢が、東川町の魅力や活力につながっていると感じました。
参加者からは、今回の学びを今後の業務に生かし、お客様や地域の課題をより深く理解すること、多様な立場の方との連携を大切にすること、自ら積極的に行動することなどが挙げられました。
石渡電気株式会社の皆様とも、施設見学やグループワーク、意見交換を通じて交流を深めることができ、パートナー企業との関係をより一層深める機会となりました。
今後も東川町とのつながりを大切にするとともに、今回の研修で得た学びや気づきを、当社の事業や日々の業務に生かしてまいります。