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株式会社ティ・ジョイ 様 本社移転プロジェクト

次の10年を見据えた移転、次世代の人材育成とつながりを促すワークプレイス

導入サービス

  • 課題・背景
  • 事業拡大によるオフィスの狭さ
  • 社員のプライバシー確保の難しさ
  • 会議室や応接室の不足
  • 設備の老朽化
  • 採用活動への影響
  • 選定のポイント
  • ワンストップ対応による効率性とコスト最適化
  • 迅速且つ柔軟な対応力と伴走型プロジェクト推進
  • 長年にわたる信頼関係と実績

お客様会社概要

株式会社ティ・ジョイ

本社所在地:東京都中央区銀座一丁目13番1号​
      ヒューリック銀座一丁目ビル10階​​
設立:2000年8月28日
事業内容:シネマコンプレックス運営事業、配給事業
従業員数:1,726人 (2025年3月末現在)
※うち、本社従業員数約70名
URL:https://tjoy.co.jp/

導入の背景・課題

 2025年8月に創業25周年を迎えた株式会社ティ・ジョイ様。国内興行会社ですが、シネマコンプレックスの全国展開のみならず、国内外配給や海外へのライブビューイングの配信事業も行っております。同社は2025年1月に本社を移転しました。移転の背景としては以下の点がありました。​

事業拡大によるオフィスの狭さ
 移転前は、事業拡大に伴い社員数も増え本社のオフィスは手狭となっており、コピー機への移動も困難なほど通路が狭く、執務スペースの密度が高い状態でした。​

社員のプライバシー確保
 執務室でのパーソナルスペースの確保が難しく、社員のプライバシーが確保されたのびのびと仕事ができる環境ではなく、​衛生管理面にも課題がありました。​
 
会議/来客スペースの不足
 会議室は常に満室で予約が取れない状況でした。各映画館のマネージャークラスを集めるような20名規模の会議を、余裕をもって開催できる環境ではありませんでした。
 
設備の老朽化
 設備自体が古く、椅子なども壊れたら取り換えるため、オフィスの統一感がありませんでした。​
 
採用活動への影響
 映画館運営という業態上から本社の認知度が低く、採用活動において学生にも「自慢できるオフィス」としてアピールすることができていませんでした。​2年ほど前から事業拡大のために増床を検討してきたなか、銀座エリアで新築物件の紹介があり、移転を決断しました。​ ​

選定のポイント

ワンストップ対応による効率性とコスト最適化
 別府様は、今回のオフィス移転のポイントを次のように振り返ります。​
「2010年に行った前回の移転時は、本社スタッフが30名規模で総務担当は私一人のみ。業者選定から全体調整まですべて自分ひとりで対応せざるを得ず大変苦労しました。今回は電話やネットワークはもちろん、オフィス設計・レイアウト、ITインフラ、什器手配、工事までをワンストップで東洋通信さんにお願いできたことで、管理工数の削減とコストの最適化ができました。」​

迅速且つ柔軟な対応力と伴走型のプロジェクト推進
 「今回は“社員が働きやすい環境をつくる”ことが目的であり、社員の意見を集約していく難しさがありました。その点、現状把握のために提案いただいたワークプレイスサーベイ(WPS)が有効でした。声にならない意見を拾い上げて集約し、その結果をオフィス移転・設計プランに反映させることで根拠が明確になり、社内での合意形成もスムーズに進みました。​
 さらに、移転プロジェクトの進行中には、社内ステークホルダーの方針変更に伴うプラン修正にも迅速かつ柔軟に対応していただきました。加えて、ビル管理会社や自治体など外部関係者との調整、プロジェクトマネジメントも一括で担っていただき、大変助かりました。」(別府様)

決め手は信頼関係とオフィス見学
 提案段階での決め手について、柴﨑様と別府様は次のように語ります。​
 「提案内容だけでなく、東洋通信工業のオフィス見学に参加することで、実際に任せることができる安心感、納得感が生まれました。」(柴﨑様)​
 「東洋通信工業とはネットワークや電話だけでなく、各劇場のサイネージでも取引があり、20年以上の付き合いがあります。営業担当や技術チームをはじめ、同社には全幅の信頼を寄せていたため、役員を説得し東洋通信工業の提案を採用することにしました。」(別府様)​

お客様の声・今後の展望

これからの10年間をともに歩むオフィス
 別府様は、新オフィスを活用した展望をこう語ります。​
 「全劇場のマネージャーが一堂に集まる会議が可能になり、役員専用の応接室も設けられました。これにより、様々なシーンに応じた会議が開催できるようになりました。8階はすべて会議フロアになっており、毎日のように活発に利用されていますが、今までと違い余裕をもって利用ができるようになりました。​
今後10年を見据え、次世代を担うサブマネージャーの育成が必要ですが、劇場の実務を仕切るサブマネージャーは外部との交流機会が少ないのが現状です。だからこそ、劇場運営における悩みや課題を共有し、互いに結びつきながら解決していく、そのようなつながりをこのオフィスから生み出したいと考えています。​
映画業界において、“他社がやらないことをやる”のがティ・ジョイのスタイルです。新オフィスを中心に、これからの10年は原点回帰し、“既成概念を壊していく”という創業当時のマインドを今一度持ち続けたいと考えています。」​


※本事例は、お客様の声に基づき作成しております。
※製品・サービスの導入効果は、ご利用企業・組織の方のご利用状況により効果は異なります。
※記載内容は2025年9月現在のものです。