全国に展開する上での設備管理負担
創業来の総合建設業からマンション・戸建住宅の分譲を事業主体とするデベロッパーへと業態変更を行い、新たな一歩を踏み出している株式会社アーネストワン様。
2013年度には一建設株式会社、株式会社飯田産業、株式会社東栄住宅、タクトホーム株式会社及びアイディホーム株式会社との経営統合により、グローバルに活躍する総合不動産住宅メーカーとして、より多くの人々が幸せに暮らせる住環境を創造し、豊かな社会作りに貢献されています。
現在では、全国に約110か所以上、営業拠点を展開し事業拡大しています。営業所を増やす中で、拠点のITインフラ設備管理が現場では負担となっていました。特に、ネットワークインフラの管理でした。
障害復旧までのリードタイム
ネットワークインフラは業務継続の肝の部分であるため、不具合が起きると業務自体がストップすることになりかねません。早期に解消されることが望まれていました。
IT担当者の不在
各営業所には、IT担当者は不在であるため、東京の本社担当者4~5名が全国対応しています。以前は営業所内のネットワークはすべて有線LANでした。そのためループが発生することもありましたが、 現地スタッフに、ネットワーク機器の操作や配線状況を説明し対応してもらうことは現実的ではありませんでした。現在は全拠点で工事部隊向けには無線LAN化することでループの発生は軽減されました。しかし、機器のフリーズについては対策が取られていない状況でした。
対応工数
遠隔にある営業所の場合、本社担当者が出張し対応していたため、それに伴う移動時間、経費の発生および本社業務に専念する時間が減少していました。
業務継続に直結するネットワーク機器の可用性向上
24時間365日のフリーズ監視および自動リブート機能により、障害対応が即時可能になりました。定休日が本社と営業所で異なるため、従前は日曜日の障害は本社担当者が即日対応できませんでしたが、対応が可能になり、ネットワーク機器の可用性が向上しました。
保守コストの低減
NONフリーズと同等の機器保守契約を各営業所に締結した場合、膨大な費用になりますが、NONフリーズであれば、導入コストは数か月でペイできる試算であったためコスト低減効果が生まれました。
株式会社アーネストワン様では、NONフリーズを活用し業務効率化に取り組まれています。今後も以下の2点に取り組まれる予定です。
現在の取り組みの延長線上としては、NONフリーズの全拠点展開と複数のNONフリーズのログを統合的に管理するためのプランの導入です。
新たな取り組みとしては、データセンターへの導入です。遠隔地にあるデータセンターにて保守作業するには時間と手間がかかります。今後データセンターに設置している機器がフリーズすることによる業務への支障を最小限にするために、NONフリーズのさらなる活用を検討しています。
株式会社アーネストワン
事業内容:分譲マンション事業、分譲戸建住宅事業、建築工事設計施工、 土木工事設計施工、不動産売買・仲介
従業員数:1,795名(2024年3月31日現在)
本社所在地:東京都西東京市北原町3-2-22
設立:1981年5月
URL:https://www.arnest1.co.jp/
※本事例は、お客様の声に基づき作成しております。
※製品・サービスの導入効果は、ご利用企業・組織の方のご利用状況により効果は異なります。
※記載内容は2024年9月現在のものです。