サイト内検索
ソリューションコラム

ESG経営に貢献するグリーンオフィス!
採用力と企業価値も高めるシナジー効果とは

「企業説明会を開いても、求職者の反応が薄い」。企業の魅力が伝わらず、焦りを感じたことはありませんか。

ESG経営は企業の発信力を強めるのに有効な手段です。このESGに貢献する施策として、現在、注目を集めているのがグリーンオフィスです。

働きやすい環境をつくり、社員を大切にする姿勢が表れるとして、Z世代からも重視されています。

本記事では、グリーンオフィスがESG経営につながる理由やメリット、つくり方のポイントを解説します。

働きやすいオフィス環境からリアルな企業文化が伝わり、求職者や企業からの問い合わせが増え、選ばれる企業への変革が期待できます。

グリーンオフィスはESG評価を高める

観葉植物の設置をはじめとするグリーンオフィスは、単なるオフィスデザインではなく、ESG評価を高める戦略の一つです。

グリーンオフィスの実施によって、働きやすい環境づくりに取り組むESG企業として発信できます。

たとえば、グリーンオフィスはESG経営の「E(環境配慮)」として、二酸化炭素の排出削減や空気の清浄機能が健やかなオフィス環境づくりにつながります。

また、緑はストレスや疲労を和らげ、社員の健康や幸福の基盤となるウェルビーイングを高めます。社員を資本として捉え、能力や意欲を引き出す人的資本経営、つまり「S(社会的配慮)」の取り組みとして有効です。

さらに、環境(E)と社会(S)を同時に取り組む姿勢は、持続的に成長する健全な経営、いわば「G(企業統治)」にもなります。

グリーンオフィスの取り組みは、ESGに対する本気度が現れ、社内外の高い評価につながります。

【あわせて読みたい】▶働き方改革を成功に導くオフィス空間とは
制度改革だけでなくオフィス環境の改善が生産性やウェルビーイング向上につながる理由を解説しています。
オフィス空間の具体的な改善ポイントを知りたい方は、こちらも参考にしてください。
(オフィス環境は従業員のQOLや生産性にも影響を与える重要な要素とされています)

グリーンオフィス導入のメリット

グリーンオフィスは、ESG経営を進められるだけでなく、さまざまなメリットがあります。ここでは、グリーンオフィスを起点に波及する2つの効果について解説します。

採用力と定着力が向上する

オフィスの環境整備は働く意義や意欲の原動力です。若いZ世代は、環境に配慮しながら社会に貢献し、利益を生み出すサステナブルな企業に高い関心を持っています。

グリーンオフィスは、求職者にとって「働く環境に配慮し、社会的責任を果たす企業」という吸引力のあるメッセージです。

特に、ある企業の調査では企業選択をするうえで「約67%の求職者がオフィス環境を重視している」と報告しています。また、別の研究ではオフィス環境の改善により、就業意欲が2.01ポイント上昇したことがわかりました。

結果的に、採用率の向上と離職率の低下を同時進行させ、事業へのリソース集中によって企業の経営安定化を促進します。


企業価値を高められる


グリーンオフィスは、企業価値を高める役割を担います。

顧客や投資家などのステークホルダーが注目している環境や社会の課題に取り組む企業として、アピールできるためです。政府の調査において「同様の商品ならば、環境や社会に貢献できるものを選ぶ」と53.8%の消費者が答えています。

これに加え、オフィス環境を健康的に改善する取り組みは、効果的なESGの取り組みです。実際に、世界31か国2500以上の上場企業を国際比較した研究では、ESGの取り組みが企業価値の向上に寄与したことが報告されています。

この「商品づくり」と「オフィス整備」の両立は、一貫したメッセージとなり、ステークホルダーの信頼獲得につながるでしょう。そのため、企業の知名度が上がり、ブランディング効果も高まります。

【あわせて読みたい】▶優秀な人材が集まるオフィス環境づくり(資料ダウンロード)
人材獲得競争が激化する中で、企業がオフィス環境を整備する重要性や、若者世代の働き方の価値観について詳しく解説しています。
採用力を高めるオフィスづくりのヒントを知りたい方は、ぜひご覧ください。
(若者の労働観の変化により、オフィス環境は人材獲得の重要な要素となっています)

グリーンオフィス導入ポイント

グリーンオフィスを実現させるには、事前の入念な準備がカギとなります。「費用がかかりすぎる」「移動を妨げる」などの問題が発生すれば、本来得られる導入メリットを享受できなくなるためです。

ここでは、有効性と快適性を両立させるポイントを解説します。

実現可能な予算を設定する

グリーンオフィスの導入では、空間に対する緑の割合を示す「緑視率10〜15%」を目安にし、予算を設定しましょう。

事前に、購入やレンタルにかかる費用相場を調べ、1年にかかる予算の概算を見積もり、可能な範囲に設定するのがポイントです。

実際の支出は、購入において初期費用と運用コストが高くなる傾向があります。一方、レンタルの場合では初期費用を抑えられるものの、かかる運用コストは毎月一定額です。どちらも、複数社から見積もりを取り、含まれるサービス内容を確認のうえ進めると、超過費用の発生を防げます。

まずは、費用調査と予算設定を行い、グリーンオフィスの規模を設定しましょう。


設置場所を確定する


観葉植物を設置する場所を具体的に確定します。

採用やブランディングを目的とする場合は、エントランスや会議室、リフレッシュルームを優先すると効果的です。

適切な場所は移動を妨げず、圧迫感が出ないスポットです。床やテーブル上に置くと移動や会話がしにくい場合は、壁面や天井などの活用も検討しましょう。

機能性と緑化の両立には、利用できるデッドスペースを探すことも有効です。


設置する観葉植物を決める

オフィス内に設置する観葉植物は、予算に加え、水やりや肥料、剪定などの管理が可能か否かで選択肢が分かれます。

フェイクグリーンは、ほぼメンテナンス不要となり、初期費用しかかかりません。一方、本物はメンテナンスが必要となり、初期費用と運用コストがかかります。

もし、費用の折り合いがつかない場合には、本物とフェイクを併用する方法もあります。また、本物を選ぶ場合は、環境の変化に強いパキラ・ポトス・サボテンなどを選ぶと、世話の手間を省けるでしょう。

このように、オフィスの快適性を保ち、無理なく長期運用するには、種類選びが重要です。

グリーンオフィスの導入を失敗させない工夫

グリーンオフィスは、設置すれば終わりではありません。実は、事後の運用体制の整備も欠かせない事項です。
ここでは、グリーンオフィスを快適に保つ運用方法について解説します。


メンテナンス体制を整備する


植物を長期的にいきいきと保つには、日々のメンテナンス体制の整備が肝要です。

本物を選択した場合には、水やりや追肥、剪定などの世話が必要となります。

特に、水やりは定期的に行わなければなりません。事前に、メンテナンスのルールや担当者を決めておくことが重要です。

業務を妨げない管理体制を構築することが、最終的に植物を良好なコンディションに保ちます。

【あわせて読みたい】▶L&Cオフィスソリューション
オフィスの設計・レイアウト・ICT環境の整備までワンストップで支援するサービスです。
働き方改革を実現するオフィス構築の具体的な支援内容を紹介しています。
(オフィスの空間設計とICT活用を組み合わせ、働き方改革を支援するソリューションです)

定期的な見直しを実施する


本物の観葉植物を設置した後は、場所や状態を定期的に見直すことも不可欠です。

種類によっては、水やりや太陽光、エアコンの風の状態で、弱ることも考えられます。加えて、成長すれば、設置空間とのデザインバランスが崩れることもあるでしょう。

実際に、元気がなくバランスの悪い植物は、オフィス全体の印象を損ねます。来訪者に手入れが行き届いていないことが伝わり、体制の不備が浮き彫りになります。

そのため、定期的にグリーンオフィスの状態を確認し、必要に応じて配置やメンテナンス状況を見直すことも必要です。

グリーンオフィスの導入事例

オフィス改善には、ある程度の検討期間がかかります。そのため、プロジェクトチームの立ち上げや責任者の決定が必要です。

設計事務所やオフィスリフォーム会社と最適な植物やデザインなどを相談でき、設置や運用もスムーズに進みます。

ここでは、目的の異なる2例を挙げて解説します。

情報通信系の企業A社


情報通信系の企業A社ではブランディングを促進させるため、企業アイデンティティをオフィスデザインに落とし込む再構築を行いました。

エンゲージメント・採用・顧客好感度において、強い効果を生みだすことを目的にし、デザインしました。

約150坪のオフィスでは、床置き・吊り下げ・棚置きなどの設置方法を織り交ぜて空間に変化を出しています。また、内装・家具・植物のトータルデザインを追求しています。さらに、エントランスには、シンボル的オブジェを設置し、独自の企業価値と文化を可視化しました。

このように、オフィスデザインによって、企業が打ち出したいメッセージの表現に成功しています。


中小企業サポート業B社


B社では、テレワークや時差出勤の導入を機に、オフィスの見直しを行いました。広さは120坪あり、打ち合わせに約半年かかっています。

重点を置いたのは、社員のウェルビーイングを改善するリフレッシュルームのレイアウトです。

ここには、テーブルやカウンター上に複数の小さな鉢が置かれ、カラフルなチェアとともに、カフェのリラックスした雰囲気が演出されています。

オフィス改善によって、リフレッシュルームを利用する社員が増えたと好評です。社員満足度が高まり、エンゲージメントの向上効果も期待できます。

グリーンオフィスで企業が変わる!

グリーンオフィスは、社員のウェルビーイングを改善し、採用力や企業価値の向上、ESG経営にもつながる投資です。

ESGの取り組みは、SDGsへの貢献にもつながり、サステナビリティ―レポートにも掲載できます。

大きく始める必要はありません。まずは、フェイクグリーンを一つ置いてみませんか。
小さな施策が社員の意識を少しずつ変え、企業の固有文化に結びついていきます。企業の進む道をリードする、今こそ、変革の第一歩を踏み出しましょう。



当社の東洋通信工業株式会社 大阪支店においても、 ICTを活用した先進的なオフィス環境(先)と、オフィスグリーンによる心地よい空間(森)を融合させた「先森性(せんしんせい)」をコンセプトに、次世代の働きやすいオフィスづくりを実現いたしました。
本取り組みの詳細は、下記ページにてご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。


オフィス移転やリニューアル、改装ならTTK東洋通信工業株式会社